1.バッテリーで選ぶ

まずは、使用するバッテリーで選びましょう。
充電式チェンソーに使用されているバッテリーは主に、18Vと40Vのバッテリーになります。
マキタのバッテリーは、同じボルト数(v)でしたら他の工具にも互換性があり使いまわせます。
18Vと40Vでは、得意とする工具が違いますので、よく使う、またはこれから使いたい工具の種類 でバッテリーを選ぶのがオススメです。

●建設用工具を使う方・・・18V
●ハイパワー建設用工具・・・40V
●園芸用工具を使う方・・・40V

建設用や電設用の工具は、18Vの方が種類も多く様々な工具をご使用になれます。
ただし、ハツリ用のハンマやスライド丸ノコなどハイパワーを必要とする電動工具は40Vがオススメです。
園芸用の工具は、18Vの製品も40Vの製品も充実していますが、40Vの製品の方がパワーが強いの チェンソーや草刈機、ブロワーなどでハイパワー製品をお求めの方には40Vをおススメいたします。

2.ハンドルの位置で選ぶ

チェンソーには、トップハンドルとリアハンドルの2種類のハンドル形状があります。 その名の通り、トップハンドルはモーター部の上側にリアハンドルは後ろ側にハンドルがついています。 このハンドルの位置により、チェンソーの全長と支点と力点の位置が変わりますので用途によって選択して下さい。

●トップハンドル・・・枝払いやカービングなど細かい作業に向いています。 取り回しが良いため高所作業にもこちらの形状を選ばれると使いやすいです。

●リアハンドル・・・両手でしっかりと持って軽い力で安定して機械を動かすことができます。 機械自体に重量がありハイパワーの製品が多いため、伐倒や玉切り・薪作りに向いている機種になります。

3.ガイドバーの長さで選ぶ

切断したい木材の太さよりも5cm程度長いガイドバーを選んでいただけると効率良く切断できます。 ガイドバーは、チェンソーの種類（パワー）によって取り付けられる長さが決まっています。 切断したい木材の太さから使用するガイドバーの長さと取り付け可能な機種をご選択ください。

4.チェーン刃の形式で選ぶ

チェーンソーの刃にはたくさんの種類があります。取り付ける機械によっては取り付けできない刃もありますので注意ください。 マキタの充電式チェンソーで使用されているチェーン刃の種類と特徴です。

●25AP仕様・・・刃数が多く軽い滑らかな切れ味
●91PX仕様・・・はばひろくつかえて扱いやすい。キックバックが少ない。
●80TXL仕様・・・薄い刃幅で切断抵抗を大幅低減、鋭い喰いつきで快適切断。
●M11仕様・・・薄い刃幅で切断抵抗を大幅低減、低振動で鋭い喰いつき。

それ以外にも、カッター数を2倍にすることで密着した繊維の切断を容易にした竹用のチェーン刃もあります。 薄刃使用のチェーン刃がつく機種には竹用のチェーン刃はつけることができません。

マキタのチェーン刃はオレゴン製なので規格もオレゴンの規格と同じなっています。
たとえば、25AP-76Eという品番は、
・25がチェーンタイプ
・APがチェーン特性(カッター形状やバンパーの有無、カッターの数)
・76がドライブリンクの数（＝ソーチェーンの長さ）
・Eがパッケージ種類
という組み合わせで成り立っています。
カッターの形状などもっと詳しくチェーン刃について知りたい方はオレゴンオレゴンツールジャパン株式会社様のサイトをご覧ください。
(引用：オレゴンツールジャパン株式会社 https://www.oregonchain.jp/index.php）